おしゃれに空間を演出するラグ カーペットの選び方!
おうちのインテリアにテーマを決めて楽しむ人が増えています。中でも注目を集めているのが「北欧」「モダン」「ヴィンテージ」スタイルです。
明るくて温かみのある北欧スタイル、スタイリッシュで大人な雰囲気ただようモダンスタイル、隠れ家のように落ち着いた空間ヴィンテージスタイル。あなたはどちらがお好みですか?
ラグやカーペットにお好みのテイストを取り入れるだけで、あなたのお部屋がおしゃれな空間にかわります。
「北欧」「モダン」「ヴィンテージ」それぞれにぴったりのラグ・カーペットの選び方を解説します。
ラグはお部屋の印象を左右する大切なインテリアです。あなたのお部屋にぴったりの1枚を見つけてください。
北欧スタイルのお部屋に合うおしゃれなラグ カーペットを選ぶコツ3ポイント
北欧スタイルは明るいインテリアが基本です。
家族全員が快適に暮らせるよう、心地よい時間をあらわす「ヒュッゲ」という考え方が大切にされています。
そんな北欧スタイルのラグを選ぶなら次の3つがポイントです。
ポイント1:白を基調として、グレーやアクセントカラーを足したカラー配色
ポイント2:ぬくもりを感じる素材感
ポイント3:北欧スタイルを引き立てるアイテムと合わせる
それぞれ解説していきます。
ポイント1:カラー配色
北欧スタイルの基本は「白」です。北欧の冬は日照時間が短いので、少しでも明るく感じられるように白が基調となっています。
お部屋に差し込む陽の光を優しく受け止めてくれるようなホワイトカラーのラグやカーペットを選びましょう。
本場のスタイルはとてもシンプル。白を中心とした明るい配色ですが、日本ではカラーを足してカジュアルに北欧スタイルを楽しむことが多いようです。
北欧スタイルにグレーを足すとスタイリッシュな「北欧モダン」のテイストになります。
北欧スタイルは自然のモチーフが多いので、ブルーやグリーンをアクセントに配色するとおしゃれに仕上がります。
ポイント2:素材感
北欧スタイルにピッタリの素材感をご紹介します。
居心地のよさを大切にする北欧スタイルでは、素材の手触りや使い心地がポイントになります。
ずっとそこにいたくなるような心地よいラグ、カーペットを選びましょう。
ナチュラルな雰囲気を引き立てる天然素材
自然を大切にする北欧スタイルには「天然素材」がおすすめです。ウール・麻・コットンなどの自然の素材が大変よく馴染みます。
居心地のよい空間を演出するなら、手触りまでこだわって使い心地のよいラグを選んでください。
明るい発色が北欧スタイルにあう化学繊維
明るい色を重視するなら化学繊維のラグやカーペットもおすすめです。
ポリエステルは鮮やかな発色なので明るい北欧インテリアとよく合います。手触りのよいフランネル素材なら北欧スタイルにぴったりです。
ポイント3:北欧スタイルを加えるアイテムをプラス
北欧スタイルを一層引き立てるのが、ラグと一緒につかうインテリアです。
北欧インテリアのポイントは「木のぬくもり」と「温かな照明」。おしゃれな空間を一層引き立ててくれるアイテムを3つご紹介します。
ナチュラルウッドのイスやテーブル
イスやテーブルを合わせるときはナチュラルウッドがおすすめです。
木のぬくもりを感じる家具が北欧インテリアの定番。使う人みんなに優しい丸みをおびたデザインなら、一層北欧らしいスタイルになります。
北欧柄のクッション
北欧には自然をモチーフにした可愛い柄がたくさんあります。クッションなどの小物で取り入れることで一気に北欧テイストに近づきます。
人や動物がモチーフになった「キャッべ柄」や「ノルディック柄」は自然を大切にする北欧スタイルにおすすめです。
温かな間接照明
ラグ、カーペットをかっこよく引き立ててくれるのが「温かな色合いの間接照明」です。
北欧の冬は暗いので、照明が大切にされています。暖色の間接照明をつかえば北欧のぬくもりが表現されたおしゃれな空間に仕上がるでしょう。
モダンスタイルのお部屋に合うおしゃれなラグ カーペットを選ぶコツ3ポイント
モダンスタイルのお部屋にするならシンプルなラグ・カーペットがおすすめです。
落ち着いたダークカラーにすると「モダン」がもつ大人な雰囲気が引き立ちます。モダンスタイルのラグ、カーペット選びには次の3つがポイントです。
ポイント1:モノトーンを中心にしたカラー配色
ポイント2:機能性にすぐれた素材感
ポイント3:モダンスタイルを加えるアイテムをプラス
それぞれ解説していきます。
ポイント1:モノトーンを中心にしたカラー配色
モダンスタイルの基本はモノトーンです。ラグをダークカラーにするとモダンな雰囲気になります。色を入れるなら「ブルーグレー」などのスタイリッシュな寒色がおすすめです。
ビビットカラーが入ると雰囲気を壊してしまうことがあるので慎重な色選びが大切になります。
柄を取り入れる場合は、ストライプなどのシンプルなモチーフを選びましょう。
ポイント2:機能性にすぐれた素材感
モダンには、最先端で機能的という意味が含まれています。使い勝手のよい機能と高級感を持ちあわせた素材感がおすすめです。おすすめのラグを2つご紹介します。
高級感と機能性を兼ね備えたシャギーラグ
毛足の長さがあるシャギーラグは、サラッとした使い心地ながらも高級感があります。通気性があり、手触りがなめらかなのが特徴。まさにモダンスタイルにピッタリの素材です。
スタイリッシュで丈夫なウィルトンラグ
スタイリッシュな雰囲気を演出するならウィルトンラグがおすすめです。
毛足が短く丈夫で使いやすいのが特徴。毛の密度が高いので、毛足が短くてもずっしりした高級感を感じることができます。
シンプルなウィルトンラグなら1枚敷いてあるだけで大人な雰囲気を演出できるでしょう。
ポイント3:モダンスタイルを加えるアイテムをプラス
モダンスタイルは異素材が加わることで一層おしゃれになります。
ガラス、レザー、スチールなどのアイテムをプラスしてみましょう。おすすめのファブリックをご紹介します。
レザーのクッション
ラグやカーペットの素材と全く違う素材をクッションで取り入れるとモダンになります。ラグが化学繊維であればレザーのクッションを合わせてみましょう。大人がくつろぐ空間になります。
ガラスのテーブル
モダンスタイルによく用いられるのがガラス素材です。モダンスタイルのラグにガラスのテーブルを合わせればモダンな空間が完成します。
ガラスはおしゃれで高級感があり、下が透けるのでラグも美しく映えるでしょう。
ヴィンテージスタイルのお部屋に合うおしゃれなラグ カーペットを選ぶコツ3ポイント
表面積が大きいラグやカーペットはお部屋の雰囲気をガラッと変えます。ラグやカーペットでヴィンテージスタイルを演出するポイントは次の3つです。
ポイント1:落ち着いたカラー配色
ポイント2:粗くてマットな素材感
ポイント3:ヴィンテージスタイルを加えるアイテムをプラスする
それぞれのポイントを解説していきます。
ポイント1:落ち着いたカラー配色
ヴィンテージスタイルを引き立てるのはダークカラーです。ブラック、ダークグレー、カーキ、ブルーグレーなどの暗めのカラーを選びましょう。
柄を取り入れたい場合は、長く親しまれてきた古典柄がおすすめです。トルコ絨毯やペルシャ絨毯は何千年もの間、世界中で愛されてきた古典柄。
古いからこそのよさを追求するヴィンテージスタイルにピッタリです。
落ち着いた柄を選ぶことでヴィンテージの雰囲気を演出できます。
ポイント2:粗くてマットな素材感
ヴィンテージスタイルのラグ・カーペットには粗い男前な素材感がおすすめです。ワイルドな印象に仕上げたいなら、ラグの毛足は細目よりも太目を選びましょう。
光沢のあるモノよりもマットな質感のほうがヴィンテージスタイルによく馴染みます。
ペルシャ絨毯やトルコ絨毯のようなデザインでヴィンテージ感を演出する場合は、オールド感のあるものがおすすめです。
しっかりしたラグ・カーペットは、使い込むとヴィンテージ感が増していきます。
最初からユーズド感を演出できるダメージ加工のラグもあります。新品をつかってもヴィンテージスタイルに馴染むので衛生的におしゃれな空間を演出できます。
ポイント3:ヴィンテージスタイルを加えるアイテムをプラス
ヴィンテージスタイルのラグをおしゃれに演出するならアイテムでかっこよさを追求していきましょう。ヴィンテージスタイルは20~30年前の欧米スタイル。オールド感のあるインテリアをあわせるのがポイントです。
アイアンをつかった照明
オールド感のあるラグを敷いたら、間接照明で引き立てましょう。アイアンやパイプなどの素材がむき出しになった照明はヴィンテージスタイルの定番です。
ワイルドなグリーン
ヴィンテージにはグリーンもあうので、ワイルドな印象の観葉植物を飾るとかっこいい印象が引き立ちます。
オールド感のあるフレームやポスター
ラグで床を演出したら、壁は英字のポスターなどで飾るとヴィンテージの世界が完成します。ユーズド感のある古いフォトフレームにレトロな写真を飾ってみるのもおすすめです。